どうして勉強しないといけないか?
「どうして勉強しないといけないんですか?」
時々聞かれる。
「じゃあ、どうしてボクが一生懸命に
仕事していかないといけないと思う?」
「お金儲けるため。お金がないと生活できないから…」
「うん?でもね?僕はそれほどがんばらなくても生活できるよ。
例えば、月謝が1万円じゃん?生徒がね30人ちょっといるんだけど、サラリーマンの月収くらいになるんだよ。なのにどうしてがんばってると思う?」
「がんばった方がいいから。」
「だよね?ボクがいい加減にやったら君にもボクのやる気が伝わらなくなるよね?」
「じゃあ、わたしもがんばります。」
「待って?僕の言いたいことが伝わってない。」
なぜ勉強しないといけないか?
ボクの意見を書くね?
ボクの意見だからね?
時々、こんなことを考える。
いきなり体が不自由になったらどうしよう?って。
でも、思うんだよ。
それでもきっと一生懸命にがんばって生きるよね?
例えば、足が悪くなったら…
今の世の中って、足が悪い人を中心に出来ていないから、きっと大変なことも多いと思うんだよ。
でね?
いつか治ったとするよ。
そしたら普通に足が動くことに感謝するよね?
雑にやっていいってことはないよね?
大事に足を使うよね?
そういうイメージだよ。
ボクはね?
勉強だって同じ
勉強が出来る人って恵まれてると思うんだよ。
だから、その能力をきちんと使わないといけないと思う。
勉強できる能力があるのに、雑に使ったら…どうなんだろう?
力がある人は絶対にがんばらないといけないって思うんだよね。
ボクは。
そして、勉強をやっている人にしか見えない世界だってあるんだから。
例えば、ボクは普通の大人より休みが少ないよね?
大人の誰かが週末に釣りをしながら、
「さかい先生って気の毒だよな。休みの日に釣りも出来ないんだから。それより、あの先生、休み自体がほとんどないもんな。かわいそうに。」
って言ったとする。
でもね?
ボクはそんなにかわいそうじゃないんだよ。
自由があるからね?
やらなくてもいい自由がある。
でも、がんばってるんだよ。
やめたくなったら、いつでもやめられる。
でもね?
がんばる。
ボクは、自分に力があると思ってるから。
そして、それは結果でしか証明できないって思ってる。
がんばります。がんばります。と言ってる生徒。
本当にがんばってる生徒。
…これは全然違うよ。
がんばるということ。
本当にがんばってること。
絶対に違う。
君はそれだけの力を持って生まれてきた。
だったら出来るだけの努力をしなくちゃいけないんじゃないかな?
ボクはそう思うよ。
他人のことはどうでもいい。
どうでもいいよね?
君がどれだけがんばるか?
そうだよね?
君が頑張れますように…